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カリフォルニア州立大学の4年生です。幼児発達学専攻。普通の女子高校生を終えてから、都内の専門学校に1年通い、1年と少しでアメリカのコミュニティカレッジを卒業しました。最近、就活をはじめました。ネコ観察と音楽が好きです。

《アメリカで半年通院》 心も体も元気であること

今回は昨年わたしが、南カリフォルニアで半年間通院した話をします。

 

【わたしの経験と保険について】

無料でした。

なぜかというと、日本の専門学校時代に強制的に入らされた保険が適用したからです。

診察の後、睡眠薬精神安定剤をもらいました。薬の元値は$50くらいでした。こちらも保険適用。交通費まで出してもらえるのは驚きですよね。

大学では(International students用の)大学保険に入るか、わたしのような方法をとるか、どちらかの方法を取らなければなりません。※例外もあるかも?

 

基本的に、留学生は保険に入らないとregistration(授業登録)ができません。だからお金をケチらず保険に入ってください。

わたしは今は日本の保険会社ではなく、自分の大学の保険に入っています。わたしの今の大学は、大体セメスター毎に$1000と少しです。

 

【通院した理由】

数々のストレスが重なって、過呼吸が止まらなくなったり、睡眠障害に悩まされたりしたからです。ひどい時は1日に数回も過呼吸になってしまい、ビニール袋が手放せない日々。過呼吸になってしまうと、ものすごく体力を消耗するので、だんだん学業にも支障が出てくるようになっていきました。それに加え、適切な時間帯に眠れないのと、過眠症などにも日々の生活を蝕まれました。

誰かに詳細まで話したくなかったので、もちろん相談相手がいないために、体が気づいたら悲鳴をあげていたような状況ですね。

そのせいで友達に迷惑をかけてしまってさらに自己嫌悪に陥り、課題も手を付けるのがやっとでした。

 

【病院に足を運んでみた】

診断の結果、適応障害不安障害、それらによるパニックアタックが体に起こっていることがわかりました。精神安定剤睡眠薬を処方してもらい、この日から半年間の心理療法が始まりました。

治療は日系の病院に行っていたので日本語でした。

 

心理療法とその治療の結果】

心理療法は話を聞いてもらうことがベースなのかと思いきや、そんなこともなく、心理学にのっとった診療方法でした。

「〇〇を思い浮かべて」

「この指を目で追いかけて」

など、

前頭葉や眼球(記憶の整理)に作用する運動をメインに

週1回、1時間を半年間続けました。

結果、パニックアタックもだんだん治まり、心が楽になり、人間関係も、課題も、全てに関して落ち着いて対応できるようになりました。

 

【だからためらわないでほしい】

アメリカは基本的に、日本よりもメンタルヘルスのケアには力を入れています。日本も見習うべきです。アメリカのほとんどの大学には日々のあれこれを相談する場所がありますし、わたしのようにローカルの病院に行って、保険が適用する場合もあります。

 

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 ↑わたしがいま通っている大学のweb pageより引用。アポイントメントをとってからカウンセリングする場所が大学内にあります。

 

 

もし、留学中に気持ちの面でつらくなったなら、必ず助けになってくれる場所があるはずなので、ふさぎ込まないでください。そういった感情や体の変化に向き合うことを諦めて、全てを捨てて日本に帰るのは勿体ないと個人的に思います。

体の不調やケガも、放っておかないできちんと病院に行きましょう。もしかすると、保険に加入していても、いくらかお金がかかってしまうかもしれません。しかし、病院に行かなかったが故に、ケガが悪化したり、治療が手遅れになったりして帰国するなんて言語道断ですよ!

心も体も大事にしてください。アメリカでは、お金の面でも、学業の面でも、元気が1番ですよ。経験者が語るのですから、これは信じていいと思います。

 

 次回は家探しの話、spring semester 2018経過報告などの話をします。

それでは!

 

《経験談》南カリフォルニアで車を買う

こんにちは!今回は車の話をします。

 

【車がほしい!!!】

わたしは南カリフォルニアに住み始めてもうすぐ2年になりますが、

昨年9月まではいつも「車があればなあ」と思う毎日でした。

なぜなら、日本の都心のように頻繁に電車やバスが来るわけではないからです。

大体、わたしが住んでいたサンディエゴでは、30分に1本バスが来るのが普通でした。

(私の家の前は2系統バスが通っていたので比較的便利でしたが)

しかし、時刻表はあってないようなもの、数十分前に行ってしまったり、30分以上遅れてバス停で1時間近く待つなどはざらにありました。

uberやlift (簡単に言えばアメリカ版タクシー)も便利ですが、乗る回数が多かったり、距離が長かったりするとお金がかさみます。

 

【車を手にした方法】

4年制大学に編入したときに、家から大学までかなり遠かったのと、治安の問題で、念願の車を購入させてもらいました。

 

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このLexusは中古車で、Craigslistという個人売買のサイトで購入しました。

買うときには英語がよく話せる、年上の方を連れて行ってください。(笑)

なぜかというと、わたしはこの車の売り手に払う必要のないお金を請求されました。

そこで当時わたしが一緒に暮らしていたハウスのオーナーが盾になって、

「この子が支払うべきお金じゃない!!!!!!」

と言ってくれたのです。

結果、そのオーナーのおかげで、車本体の値段交渉にも応じてくれ、

$4000で購入することができました。

買い手が女性だったり、英語が第一言語じゃなかったりすると、

わたしのように払う必要のないお金を払わされそうになる、

詐欺にあう、だまされる、などもあり得ます。

大きなお買い物をするときは特に気を付けてください。

 

【ほしい車があるなら】

ディーラーから車を買ったことがないので、ここでは個人売買の方法を簡単に紹介します。

1.ほしい車の下調べ

その車の詳細、車体価格の平均をネットで調べる。

Kelley Blue Book | New and Used Car Price Values, Expert Car Reviews

CARFAX™ - Used Car Listings and Vehicle History Reports

*carfaxでほしい車のVIN ナンバーを入れると、その車の事故歴などのヒストリーを見ることができます。(たぶん$40弱くらいだったかな?)

 

2.売り手に連絡

試乗したい、車を見たい、と売り手の方に連絡してみて、スケジュールを組む。

 

3.車見学

費用は自分持ちですが、この時にメカニックに車をもっていって検査してもらってから買うことをお勧めします。見た目がきれいでも、中身がボロボロだったなんてこともあるので。

もちろん、その時は売り手の方に許可を取ってから検査してください。

すみずみまでちゃんと動くかどうか、乗り心地などのチェックをしてください。

値段交渉はこの時に持ちかけてみましょう。質問はためらわずたくさんすること!

 

4.購入手続き

わたしの場合、売り手の方と一緒に代理店に行って手続きしました。本当はDMV(自動車管理局)でします。しかし!DMVは常に混んでいる本当にアメリカはこれをどうにかしろと常日頃思う)ので、代理店にいくらかお金を払って、手続きさせてもらいました。

手続きの内容は主に、車の名義をわたしの名前に変更する、DMVに支払わなければならないお金の支払いなどです。

 

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代理店での明細↑ 

 

5.晴れてわたしのものに…でも!

最後に忘れてはいけないのは自動車保険

確か、無保険で走ると警察に見つかれば捕まります。いや、警察どうこうよりも、無保険はリスクが高いです。何かあったらアメリカの医療費はもう自己破産レベルで高いです。車を買ったらすぐ、保険会社(GEICO,AAAなど)に連絡して、自動車保険を購入してください。

保険に加入する方法などの詳細は簡単なので省きますが、わたしはAAAに加入しています。

年に$2000弱、月に換算すると大体$160くらいです。GPAがいいと割引してくれますよ!

 

 

【安全運転で日常生活の質を上げよう】

南カリフォルニアにおいて、車は時間短縮になる、楽にいろいろな場所へ行けるなど、利点がたくさんあります。

ガソリンは税金のせいで値上がりし続けているとはいえ、もうわたしにとっては、ないと生活できない相棒のような存在になっています。

車を購入する際はしっかり下調べをしてください。素敵な車に出会って、生活がもっと豊かになることをお祈りしています…!

 

次回は通院の話、家探しの話、spring semester 2018の経過報告などについて書きたいと思います。

 

それでは!

《米国大学留学生の1日》Spring 2018

1月も終わりに差し掛かり、いよいよspring semesterが始まりました。

最初の1週間を終えてみて、スケジュールを詰め込みすぎたことに対する不安を感じましたが、一つの壁だと思って頑張ろうと決めました。

ということで、今回はわたしのスケジュールを軽く紹介します。

Major (専攻) はChild and Adolscent Development (幼児発達学) です。

Junior(大学3年生)とSenior(大学4年生)の間です。

留学に興味のある方のお役に立てれば嬉しいです。

 

 

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<月曜日>

FCS431LーFamily Consumer Science(生活科学)のラボクラス。3時間みっちり幼児の観察をし、ペーパーを書くクラス。目の癒しであることを願います。

 

GEOG102ーGeology(地学)のラボクラス。日本の専門学校時代の単位が移行されず、再履修することに…ミネラルと地層について。日本の高校で習うような内容だけど、地学に関する英単語をたくさん覚えなければならないと思います(2度目だからちょっとだるい)。

 

<火曜日>

CADV452ーChild and Adolescent Development (幼児教育学)の Child Advocacy のクラス。ネグレクトや虐待を受けた子供を、大人がどのように保護し、ケアしていくかを学びます。150人超えの大きめなクラス。

 

FCS436ー 月曜日と同じく生活科学のクラス。Parental Development

「親」としての教育=親が子供に対して何をするのがいいのか、そもそも親とはどうあるべきかなどを学びます。

 

<水曜日>

FCS431ー月曜日にあるラボのクラスのレクチャー版。主に座学。

 

EPC430ー今のところ、今学期で一番面白いクラス。Educational Psychology(教育心理学)について。幼児期や幼少期の心理、精神、身体の発達と社会の関係がおもなテーマ。

 

<木曜日>

CADV452ー火曜日のクラスと同じ。

 

<金曜日>

予定なし。(家に引きこもりたい...)

 

<土曜日>

COMS356ー Intercultural Communication これは必修科目の一部だったのと、コミュニケーション力を上げたいがためにとったクラス。International studentsが多い印象です。

 

<日曜日>

予定なし。たいてい教会のミサか礼拝に参加します。

 

今まで、こんなにクラスを取ったことがないのですが、General Education の科目が減ったので、ほとんどのクラスがわたしの興味・関心と合致しています。うれしい…

わからないことがあれば、気軽に質問してください。

 

次回はアメリカで約半年通院した話車を買った話などについて書こうと思います。

それでは!

《個人的振り返り》冬休み2018

*noteを使っていたのですが、あまり気に入らなかったので移行しました。

 

 

 

 

 

今日は恐らく学生としての人生、冬休み最後の日になるかもしれないので

割と平凡だったけど素敵な、今年の冬休みの振り返りをしたいと思います。

【勉強面】

オンライン大嫌いだけど(普通のセメスターの授業よりつらいから)、無条件にとったCADV310...これは児童虐待やネグレクトについての授業です。わたしは前セメスターで類を見ないほどの破滅的成績をマークしたので、勉強に対する意欲が(今も)皆無です。Grad Schoolに行こうと思う人間がこんなんじゃどうしようもない、ということで人生設計を立て直しているくらい、ショックを受けました。とにもかくにも、この授業は楽をしたい一心でした。結果がどうあろうとこれはわたしの責任なので、仮にFをとっても再履修してやる、といった感じです。

大学のオンラインクラスがどんなものかというと、この授業に関しては、主にクイズと大きなペーパー2つ、数えきれないほどのDiscussion Forum (クラス全員が見れる掲示板みたいな場所に軽く3パラグラフ程度のエッセイを書く)を3週間で終わらせるものでした。1日にやらなければならない課題の量がわたしにとっては多すぎたので、最初は頑張ってついていったものの、燃え尽きました。もう二度とオンラインは取りたくないです。

【生活面】

カリフォルニア、特にここロサンゼルスは物価が高いので、なるべく自炊をしなければなりません。学期の最中は忙しいことを理由に1日subwayで過ごすことが多々ありました。が、何とかこの冬休みは、料理へのトラウマ(これについては後程)を少しずつ克服できています。

体力がないので、体が鉛のように重い日々が続きました。この状態は女友達とお出かけすると割と早く治ることに気づきました。

【対人関係】

日本人の友達と会いすぎて、英語を使わなさ過ぎて頭が怠けているので早急に回復させないと。Rick and Mortyでも観るか。でも、女友達と遊ぶ楽しさを改めて実感しました。恋の話や世間話をして、ショッピングするのはほんとうに楽しい。こういう時間をもっと増やせれば、鬱っぽくなるのも減ってきそうです。家族との関係は1年前とは比べ物にならないくらい良いです。過換気症候群パニックアタックは知らぬ間に消えていました。万歳。

【将来のこと】

3年後くらいに、アメリカかイギリスのGrad Schoolに行って、幼児発達学・心理学を学びたいと思っていました。そのお金を稼ぐために日本に帰国していったん就職するつもりでしたが、今は就職する際に国を定める必要はないかなと、うすうす感じています。

素敵な友達のおかげで、小さいころから興味を持っていたことに挑戦する年にしていきたいと思えるようになりました。やっぱり、自分のやりたいことを「わたしには無理でしょ」と思い込んできても、何年後かにやりたい気持ちがぶり返してくるものなのです。だから、当たって砕けることにします。当たって砕けるなんて、なんか恋愛の話してるみたいですね。

【まとめ】

こんな振り返りに需要なんてあるかわからないけど、最近、何かを発信したい欲が強くて、とりあえず形にしてみました。そういえば高校生の時、「あなたの文章がとっても好き」と言ってくれた友達の言葉を思い出しました。わたしはそんなに卑屈にならなくてもいいですね。こういうのくらい、試験じゃないんだし、好きなように書きたいわ。書きたい欲と書く時間がある限り、何かしら形に残したいと思います。